WEBライティングスキルの初歩の初歩
こんにちは。すいみーです。
今回は、まだ始めたばかりのブログ作成初心者の方向けに、ブログを書いていくときに必要なライティングの基礎知識をお伝えします。
この知識を取り入れてから書くのと、知らずにがむしゃらに書いていくのとでは、作るブログの精度には大きな差が出てきます。
あとからの1つずつ投稿を修正していくのは大変ですので、はじめから知ってぜひ活用してもらえたと思います。
ライティングには3つの種類がある
私たちはこれまで日常的に文章を書く機会がありました。小学生の夏休みの宿題には必ず読書感想文を書かされたり、友達へ送るお手紙、私の中学校時代は交換日記がとても流行り、学校の勉強より熱心に文字を綴っていました。社会人になってからも、何かを送る際の添え状やお礼状、メールでの一文、仕事によってはもっと他の方法があったかもしれません。
文章は読み手が必要で、基本的に相手があってこそのもの。
直接会えない誰かに気持ちを伝えるツールとなります。
これからWEBで仕事をしていくにあたって、ライティングは一番と言ってよいくらい重要なスキルとなります。そして、これまでの手紙やメールなどの文章の書き方とは違い、情報が溢れているWEBメディアの世界で、どうやったら見つけてもらえるのか、言葉を際立たせる独特な言い回しや、テクニックが必要になってきます。
このライティングですが、実は大きく3種類に分類されていることをご存じでしょうか。これを知らず、これらを一緒に捉えて投稿していく方がとても多いので、ここはしっかり押さえてもらえたらと思います。
- アクセスを集めるためのライティング
- 読んでもらった人を教育するライティング
- 行動を促すライティング
①アクセスを集めるためのライティングとは、自分のブログメディア、存在を知ってもらうためのファーストステップとなる記事です。
初めてや1回目にブログに入ってきてもらうために作る記事となります。
②教育するライティングとは、1回目にブログに来てくれた人に向けて、このブログを読むことで得られる理想未来伝え、それをどうやったら叶えられるのかを示していく内容の記事となります。
ここでは、理想未来に向けて取り組むべき事や情報をどんどん伝えていきます。
③行動を促すライティングとは、これまでの情報から、もっとやってみたいと背中を押すような記事となります。
これが、いわゆるコピーライティングで、人の購買意欲やモチベーションなどをある程度自由にコントロールできる力があります。
ブログでは、お問い合わせなどへの導入などを促すものとなります。
今後記事を書く時には、上記のどれに当てはまるのかをまず考えてから進めてみてください。
ですが、まだこれからというブログを始めたばかりに人には、まず③の行動を促すコピーライティングから学ぶと良いと思います。
理由として、単純に面白いということ、そして人から反応を見れることも大きなスキルアップにつながります。
人は何に価値を感じるのかを考える、心理戦でもあり、言葉の力を色々と試すことができます。
この楽しさを最初に体験して、書く力を一気につけたいと思います。
まずは楽しんでやるように持っていく、面白いと続けたくなりますしね。
コピーライティングの基礎 QUESTフォーミュラー
さっそく、コピーライティングの基礎から学んでいきましょう。
まずはじめに、QUESTフォーミュラーという、読者を惹きつけ売上につなげる文章の法則を学びます。
上から順に次のとおりになります。
Q…Qualify 興味づけ
U…Understand 理解・共感
E…Educate 教育・理論
S…Stimulate 刺激・想像
T…Transition 行動
Q…この情報は自分にとって絶対必要だと思ってもらえること
ドンピシャな言葉、地域や性別、年代、特性 etc.
U…相手の要望や悩みをきちんと理解し、しっかりと共感すること
悩みの箇条書き、例をあげる etc.
E…その人の持っている悩みや要望の解決法を明確に伝える
商品やサービスの紹介
S…悩みや要望を解決できた時に起こる感情や情景をしっかりと想像させる
事例やお客様の声 etc.
T…行動を促す、お問い合わせやお申込みなどにつなげる
今だけ特典、限定〇人まで、目に付きやすい問合せボタン設置 etc.
上記の順番どおりに書いていきます。
なによりも興味づけは大切で、ここではきちんとターゲットとなる人を絞り込み、メリットとなること、刺さる言葉をしっかり打ち出すことが必要となります。ライティングの腕の見せ所です。
また、ここで信用につながるこれまでの実績や経験、数字として表すなど、この情報は確かなものだと納得してもらえる提示ができればベストです。
難しく考えず、まずはそれぞれの項目を箇条書きにし、付随する要素を肉付けをしていき、全体の文章としてまとめるとうまくいきます。
感情をくすぐるライティング GDTの法則
先ほどお伝えしたQUESTフォーミュラーを取り入れた文章を、さらに魅力的にするための次のステップ、GDTの法則をお伝えしたいと思います。
GDTの法則とは、人の感情に訴えて購買意欲をくすぐること、人が何に欲求欲望を感じるかを理解しそれを活用する法則で、次の3つのレベルで構成されています。
- Goal ゴール・目標
- Desire 欲望
- Teaser 本性
Goal | Desire | Teaser |
---|---|---|
Save Time:時間をかけたくない | Greed:モテたい 認められたい 快適でありたい | Scarcity:世界で〇個しかない、希少性、限定品 |
Save Effort:努力したくない | Lust:愛がほしい 苦痛をなくす | Curiously: ギャップを利用 |
Save Money:お金をかけたくない | Comfort:承認欲求 | Controovesy:反社会性をくすぐる ダメと言われること |
この法則はブログのタイトルに使用し、最初のキャッチフレーズとして使用すると良いでしょう。